News歯痛から頭痛え。。。なぜ?
こんばんわ(*^_^*)
昨日から急にまた寒くなりましたね(>_<)
この一週間ほどで暖かくなるのでしょうか!?
お花見できる日が待ち遠しいです(*^_^*)
今日は親知らずについてお話しますね!!
親知らずは、例えば横に向かって生えて来ている場合、きちんと歯みがきできないので、虫歯、歯周病になる確率も高まります。
そして、手前の歯を押して来るという やっかいな問題があります。これの何が問題かといいますと、噛むと何となく沁みるように感じるといった症状が現れ、その程度が徐々にはっきりしてきます。 親知らずが手前の歯を押してしまっているのが原因なのですが手前や更にもう手前の歯が虫歯になったと感じてしまうのです。これで、奥歯が痛い、と感じるわけですが、おそらく親知らずが原因とはふつうは思いませんよね。
親知らずは、たいてい歯茎に埋もれていたり、少しだけ頭をだしていたりします。そのような場合、隙間に食べ物のカスなどがたまります。これは歯磨きしても取れないために、発酵して口臭の原因になります。
そして、その歯茎が膿んだりして腫れますと痛みが出ます。親知らずの周囲の歯肉の炎症ですので「智歯周囲炎」といいますが、これは歯周病(=辺縁性歯周炎)と本質は同じです。
そうなると、噛む度に痛みが出るので物を噛むときに避けようとします。それを続けていると悪い癖がついてしまい噛み合わせが悪くなります。そして顎関節ならびに噛むための筋肉がおかしくなると慢性的な頭痛を引き起こすことがあります。
親知らずは、扁桃や咽頭などの組織、および口を開け閉めする筋肉(咀嚼筋)などに近いので、頭痛を始め、体への悪影響を及ぼす可能性が高いのです。原因不明の内臓の疾患が、実は親知らずが原因だった、ということもあります。
このように親知らずが悪さの原因の場合の解決方法は、親知らずを抜くしかありません。いわゆる抜歯です。
抜歯について(>_<)
一般的な抜歯方法として、上あごの親知らずで普通に生えている場合は、歯の奥側に厚い骨がないので、ほとんどが普通の抜歯のようにすぐに抜け、抜歯後の痛みなども少なくなります。横を向いて生えている場合は、抜歯は少し難度が高くなります。上あごの親知らずの抜歯に伴うリスクとしては、上顎洞の感染が考えられます。 下あごの親知らずの場合は、横向きに生えている場合が増え、抜歯の難易度は高まります。また、上より下の骨の方が密度が高く、歯が固いことも抜歯を難しくします。 横向きに生えてきた親知らずの場合は、まず、歯の頭の部分を縦に切断して取り除き、次に残った根っこの部分を、頭を除去することによってできたすき間から引っ張り出すことになります。根っこがまがっている場合は、根っこを二つに分割することがあります。骨に深く埋まっている場合は、骨を削る必要が出てきます。上あごと違って、歯の奥側に硬い骨が存在しているので、骨が邪魔でなかなか抜けないケースもあります。抜いた後の痛みも、下の方が強いようです。また、下あごの親知らずの場合、太い神経(下歯槽神経)が根の下あたりに通っており、これを損傷すると麻痺が出ることがあります。めったにないことですが、リスクとしては考えておく必要があります。 親知らずの抜歯のリスクが高い場合は、入院して、全身麻酔での抜歯を勧められることもあります。
少しでも気になる場合は医師に相談してみるのもいいですね(^_^)v