Newsオーラルフレイル予防策、実践編3
3,口の健康に影響する生活環境を見直す
●禁煙をする事で口の健康を改善できます。
→喫煙によって発生する一酸化炭素は、細胞組織へ酸素を届ける働きを阻害します。これにより酸素を届けるヘモグロビン濃度が低下し、お口の中が貧血状態になってしまう為歯茎が黒ずみます。また歯周ポケット内の酸素濃度が下がり歯周病の原因となる菌が繁殖しやすい環境となってしまいます。
●過度のアルコール摂取を避け、口の中の粘膜を保護しましょう。
→長時間の飲酒は長く口内が酸性状態になる為、歯が溶けるリスクが高くなります。また、口内にアルコールや糖質が長時間存在する事も口内環境を悪化させるリスクとなります。口内環境の悪化は虫歯菌等の増殖に繋がるだけでなく、アセトアルデヒドが長く滞留する事で歯茎にダメージを与え歯周病の進行にも繋がります。
喫煙されている方で口内にお悩みのある方は、禁煙を考えられても良いかもしれません。また、アルコール摂取については程々にお願いします🙇